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執筆者の写真渡邊

米の収穫がはじまりました!

前回の記事からだいぶ間が開いてしまいました。



当地、新潟市南区ではお盆から連日の雨により、

お米については登熟が心配な天候が続いております。

茎数がしっかりとれているだけに気が気ではありません。

曇天と湿気、気温も高いことからコシヒカリが伸びる伸びる...。


南区はお米だけでなく、

梨、ぶどう、きゅうり、トマト、いちご、なす、枝豆、食用ぎくなど

多様な農産物の生産が非常に盛んな地域です。

作物によって違いますが、秋を収穫期とする作目も多いですね。

どの農家さんにとっても豊作であるよう、

残暑が戻る秋晴れになる事を期待するところです。



さて、雨続きだからといつまでも待っていられないのも農作物の宿命です。

早生品種のお米からなんとか晴れ間を縫うようにして収穫が始まっています。


弊社も少し前から倉庫配置を米モードに変形。

ガラっとさせております。

これからお米であふれかえります。

ゾっと...いやーわくわくしますね!















そんな中、最初に入ってきた品種はもち米の「わたぼうし」。

「こがねもち」に並ぶ新潟を代表するもち米の品種です。

粒が大きくしっかりしているので、餅だけでなくおこわや赤飯などにも向いています。


















きれいな1等米です。

最近は農家さんも大型化してきていますので、

作業効率がいいようにフレコンでの出荷が増えています。















無事に秋が終われますように。




収穫間際の田んぼを散策していたところ、

珍しい病気が出ていました。















稲こうじ病です。

土壌伝染性で、もみ袋に菌糸の塊を形成するカビの一種です。

黒緑のポップコーンのような感じですね。。

大きさがお米よりもかなり大きいので、

選別機で取り除かれるのですが、

まれに砕けた欠片や粉が玄米製品に入ったような場合には、

等級検査で一発で規格外となるやっかいものです。

多発するような場合には気をつけたいです。

モンガリット粒剤やイモチエースキラップ粒剤などが登録があります。







































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