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田んぼの除草剤あれこれ
稲も雑草もともに元気です。。汗
肌寒かったり夏を感じさせたり、
なかなか気温の乱高下が大きい日が続いていますね。
本年作も数件のお客様に様々な試験品をお願いして、
その効果の確認をする時期になってきました。
その中で、効果が目で見てすぐわかる剤がありました。
シクロピリモレート、通称『サイラ』含有の除草剤。
この成分は新しい白化剤として開発されて、
ようやく昨年大々的にリリースされた除草剤です。
(宣伝するだけして数年市場に出てこなかったというのはここだけのお話。。)
なにがいいって、新葉が白くなってるのが一目瞭然てとこですよね!!
効果がはっきりわかるのは良い。
根は褐変してほとんどとろけています。
これはおすすめできる。
あとは残効と限界葉齢がどんなもんか、性能をみせてもらおうか…(調査続行)
除草体系・圃場概要としては、
田植後にクリアホープFLを散布。
14日後にウルティモZジャンボを散布。
水持ちは良好。
上の写真のホタルイを枯らしたのはこれ↓↓
そして同じく本年本格上市の流星剤。
↑5月25日 これが!
↓5月31日 こう!
写真がわかりづらくて申し訳ありませんが、
ヒエが跡形もなくなっております。
おなじみのアルテア剤を基幹剤として、
フェンキノトリオン(白化剤)とペントキサゾン(主にヒエ)を混合。
残効が長く、薬害の少ない剤です。
なにはともあれ田んぼの除草剤は“水持ち”次第です。
どんなにいい除草剤も田面が陽にさらされ、
風にさらされては処理層が分解されて効果がありません。
稲の生育とバランスを取りながら管理したいですね。
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