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執筆者の写真渡邊

6月稲作勉強会

異例の速さで梅雨明けとなった新潟です。

猛暑の続く中、きたる7月、8月が思いやられます。

肥料の消化が早く、稲が栄養失調にならないよう注意したいですね。

高温障害対策はしっかりおこなっていきたいところです。


6月12日、19日に弊社主催で稲作勉強会をおこないました。

例年どおり『株式会社ネイグル新潟』様 より

講師として清田政也先生にお越しいただきました。


お得意先農家さまの田んぼに入り生育調査をしたうえで、

今後の管理を相談させていただいています。











圃場調査は5株平均の草丈、葉齢、茎数、葉色を計測。













清田先生による熱のこもった指導に聞き入ります。



今年は6月に入り茎数がばたばたと増えましたので、


①一本一本の茎を充実させ有効茎(最終的に穂をつける茎)を増やし、

気孔開閉に関係するケイ酸を施すことで高温障害を軽減するため、

ハイグリーンを施用すること、























②分けつにブレーキをかけつつ、茎を太くして上根を張らせ、

稲株全体が開帳する技術である深水管理を七夕頃まで行うこと、


以上2点が重要なポイントとなりました。




また、今年は猛暑予想である事から虫の発生も多くなることが予想されます。

カメムシなど米の等級に直接影響するものには特に気を付けたいですね。


7月も穂肥前の勉強会を企画しております。

お得意様にはお知らせしておりますので、

ご興味ある方はご一報いただけると幸いです。


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